紙管のミライ
持続可能な社会のために
紙管の主な原料は、古紙100%の再生紙。紙管の端材はリサイクルされ、再び紙管の原料となります。すでに循環の流れのなかに位置する紙管ですが、工業製品として大量消費されていることも事実です。
米谷紙管では、省資源でより多くの価値を生み出せる商品の開発をめざしています。
新たな100年を紡ぐ場所
米谷紙管は、1915年(大正4年)に姫路市岩端町で創業しました。しかし、1996年にたつの市新宮町に本社を移してからは、姫路市内に拠点がありませんでした。 そこで2016年、創業100周年記念事業の一つとして、岩端町のマンション「フィールトレイン」の1階に姫路営業所を開設。会議や業務の打ち合わせに利用するほか、さまざまな活動の拠点として活用しています。
紙管を多用した居心地の良い空間で、新たな100年の歴史を紡ぐアイデアが生まれています。
紙管の 「ロマネ・ コンティ」を めざして
建築・土木工事で
しかし、そのかたちをよくみると、さまざまなことに気づきます。
いろいろな大きさがある。適当な長さやかたちに加工しやすい。
軽いのに強度がある。
他素材との組み合わせにより、
自然素材の素朴な色、円柱というやわらかなかたち、あたたかな風合い、
これらの特長を生かした「新しい紙管」を再発見・再創造しようという試みが、
紙管のかたちはそのままに、新しい視点・アイデアを加え、新たな用途を得る。
おそらくそれは、大量生産される紙管とはまったく違った紙管になるでしょう。
紙管に秘められた可能性を探り、